新宿駅に7時24分に到着。新宿の地理にはまったく疎くリーフレットの地図を頼りに南口から都庁へ向かおうと歩き出すが、なぜか自分のイメージと違った方向へランナーが流れて行くので、私もその流れに合流する。外に出ることなく都庁へ通ずる通路を歩いて行くと所々でランナーが着替えをしていた。都庁まで行ってしまうと屋根がなくて着替えるときに濡れてしまうというので、私もそこで着ているものを脱ぎウェアになり、100円ショップで買った合羽を羽織りおにぎりを食べた。準備も整ったので通路を先に進むと都庁の大きな広場に到着。荷物をトラックに預けるのだが、方向感覚がまったく働かず、そばにいたガイドさんに聞いてようやくトラックの所在を確認し、雨に濡れながら荷物を預けに行った。
今度はスタート地点へ移動する。やはりどこか分からないのでガイドさんに聞き階段を上ってHゾーンへ向かう。まだ時間に余裕があったせいかトイレはほとんど待たずに済ませることができたが、まだ8時半前、建物にへばりついて雨を避けしばらく待つことにした。
「ランナーの方はスタート地点へ移動してください」とのアナウンスがありHゾーンへ移動する。GPSのスイッチをONにして測位を始めるが、高層ビルに四方を囲まれているせいか何分たっても測位が完了しない。普通の時計を持ってこなかったことを悔やんでいたら、やっと測位が完了してほっとした。8時50分ぐらいかオープニングセレモニーが始まり、前方の液晶ビジョンに傘を手にした石原都知事の姿が映し出されると、ランナーから「傘をさすな!」とブーイングが起こった。気持ちは分かるけどこの天気は知事のせいじゃないししょうがいない。
雨の中40分ちかく待っていたので走る前から手袋もシューズもぐっしょりだ。それとふるえていたせいか脚の付け根あたりが強ばって痛くなっていて先行きが不安になる。
9時10分スタートの号砲!そろそろと集団が移動をはじめだんだんと気持ちが高まってきた。ロスタイムは8分と想像以上に少なく、さすが都庁前の道路は広い、石原知事に手を振ってスタートだ。
■0~10km 1:04:45
すごい応援の中走り出すと妙に気分が高揚してくる。さすが東京のど真ん中を走る大会、抽選に当選して本当に良かったと思う。今日のペース設定は練習と同じ6:40/km。これなら最後まで歩かずに完走できるはず。GPSでスピードをモニターしたら、ガーン、電波が弱いようで表示が出てない。まっ体感で走るしかない。
新宿大ガードではランナーがそろって立ちションしてるじゃない。道路には水たまりがあるので、これってオシッコ?なんてバカな想像しちゃったりしたけど、そこではみんなで冷やかしながら通過しました。まあ寒い中あの待ち時間じゃオシッコも貯まります。
靖国通りも下り基調で走りやすいがまだ調子がつかめないでいる状態というか、脚が強ばっていてぎこちない感じがする。今日はGPSのラップは当てにできないので、ポイントポイントでラップボタンを押して確認するのだが、オートラップをキャンセルできず、ラップはもうメチャメチャだ。ちょっと意気消沈。5kmすぎにFRUNの給水所があるというので注意深く走っているとharaさんを発見。haraさんに大きな声で挨拶して通り過ぎる。
飯田橋駅を右折して目白通りに入る。雨がほとんど止んだのでfrunシャツが良く見えるように合羽を脱ぎウエストポーチのベルトに巻き付ける。清麻呂公園辺りで「frunがんばれ!」と女性の方から応援を受け手を振って応える。このころからトイレに行きたくなる。また雨が降ってきて合羽を羽織る。
■10~20km 1:07:40
10km地点を1時間4分45秒で通過ほぼ設定通りだ。10kmのランナーが右側に進路を変え日比谷公園のゴールにぞくぞくと向かっている。反対側の道路には品川から折り返してきたランナーが走っている。12kmちょっと先の芝公園でトイレを発見。それほどの混雑もなくロス3分ぐらいで再スタート。あ~すっきりした。
増上寺付近で外人ランナーとちょうど併走していたとき、応援の外人が「外人に負けるな!」なんておもしろいことを日本人ランナーに向かって叫んでいた。
品川へ向かう日比谷通りから第一京浜は、なぜか単調な気がして、これから脚がどうなるかとか不安な気持ちがもたげてくる。折り返しを過ぎ、まだ先はながいなぁ~と思いながらも脚の方は特に問題はない。
■20km~30km 1:04:45
20kmを2時間12分25秒で通過する。そろそろお腹が空いてきたので給水所で何か食べ物がないかとここまで見てきたが何もない。まだ先に行かないとないのかとそのときは思ったので、ポーチに入れておいたエネルギーゼリーをチュウチュウしながら日比谷交差点を右折する。応援は絶え間なく続き本当に心強い。ラジカセを頭の上に掲げて大音響でサンバ?ミュージックを流しながらノリノリに踊っている若者のグループがいた。
有楽町のガードを過ぎ銀座~日本橋と走って行く。実感としては沿道の応援ばかりを見ていて自分が今どこを走っているかという意識はなぜか希薄だった。ただこれから自分の事務所がある浅草橋から雷門まではとてもわくわくした。ハーフをすこし過ぎた22kmあたりか見慣れたfrunシャツを前方に確認し、その背後に近づくと、Pさんでした。やはり食べ物がなくてお腹が空いて力が出ないということでした。「いってらっしゃい」の言葉でお先に行かせてもらう。
事務所前の道路を走りちょっと感激!蔵前通りの交差点でのすれ違いでNさんを発見する。声をかけようと思ったがかなりかなり離れていたので断念した。本所吾妻橋付近でこんどはMさんと遭遇。Pさん同様食べ物がなくてガス欠症状だと言う。さて雷門の折り返し。知人がこの辺りで応援しているということなので注意深く走ったが分からずじまい。後日聞くと私の通過前に引き上げたと言うことで残念でした。
足はふくらはぎが少しずつ痛みだし、先行きが不安なのでとにかく今のペースを落とさないように頑張る。35kmの練習を積んできたのでそこまでは絶対に走れるはずと言い聞かす。
■30km~40km 1:09:19
30kmを3時間17分10秒で通過する。まだ元気なのだがまたトイレに行きたくなり、32km先、茅場町の公衆トイレに入る。5~6人並んでいて4分ぐらいのロス。待っている間にストレッチをし、後続ランナーがぞくぞくと交差点を右折しているのを見ていると早く走りたいと思った。トイレでちょっと休んだので脚はだいぶ動くようになり、ペースは若干上がったようだが、それも2kmぐらいの話しでまたもとのペースで安定する。
35kmのエイドはfrunのメンバーがやっているというのでわくわくする。ひどい近眼でも老眼もあるので、それほど矯正していないメガネのせいで良く顔が分からず、Rさんに見つけてもらい大きな声で応援を受ける。先の佃大橋の登りもペースが落ちず、安定したペースで走れている。この先は少し沿道の応援が少なくなるが、マンションの窓からも大きな声援を受けとても感動する。
■40km~goal
さすがに40km過ぎるとかなりふくらはぎがきつくなってきてペースが落ちてくる。いつもは膝周辺と太股の筋肉が疲労するのだが今回それはない。ということはふくらはぎさえ持てばもっと速く走れたはずだと残念に思う。きれいな橋の登りでふくらはぎが悲鳴を上げ数10mだけ歩いてしまう。お天気も回復し晴れ間が出ている。道路を左折してビックサイト横の広い道路に出ると、「お帰りなさい」とういアナウンスが聞こえる。最後はヨレヨレなのだが、今から思えばまだ余力があった。すこしでもラストスパートするべきだった。道路を左折してゴールを目指す。電光時計が14:48分と表示している。両手を上げて万歳しながらゴール左のゲートをくぐる。カメラマンがいい写真が撮れたかな。
完走メダルを首から掛けてもらいヒートジャケットを受け取る。バナナは1本(もっと欲しかった)と、SOYJOYバーをもらって歩きながら食べた。その先でシューズに付いていたチップを取ってもらう。普通は自分で外すのだが、ファスナーで取り付けてあるので、ペンチで切って外さなければ取れない。
だいぶ不評だった荷物受け取りへ向かう。自分のトラックをやっと見つけ、係の人にナンバーを告げると、「それならすぐに見つかるかもしれません」といわれ、ラッキーと思わず声にする。荷物を受け取り、更衣室で着替えた。その後ゆりかもめの乗車券売り場で大渋滞があったが座ることが出来て、うつらうつらしながら新橋駅に到着。総武快速線に乗り15時15分ぐらいには市川駅に着くことが出来た。
地点名 スプリット ラップ
5km 00:40:36 00:32:31
10km 01:12:50 00:32:14
15km 01:48:09 00:35:19
20km 02:20:30 00:32:21
25km 02:52:50 00:32:20
30km 03:25:15 00:32:25
35km 04:01:58 00:36:43
40km 04:34:34 00:32:36
Finish 04:49:34 00:15:00
ネットタイム 4時間41分29秒